作品とデザイン
作品とデザイン
文学・着物意匠・雑誌編集にわたる、宇野千代の創作の軌跡
「美しく生きること」を追求した生涯は、多彩な形で結晶化し、現代にも息づいています
文学作品
恋愛・人間の情念を繊細かつ格調高い筆致で描いた
宇野千代の代表的な文学作品


脂粉の顔
1921年 / 懸賞小説一等入選
宇野千代の作家デビュー作
時事新報の懸賞小説で一等に入選し、ここから文学の道が始まった

色ざんげ
1933〜1935年 / 中央公論連載
恋愛や裏切りなどをテーマにした連載作品群
モダンで率直な描写が大きな反響を呼んだ

おはん
1957年 / 単行本刊行
野間文芸賞
女流文学者賞
故郷・岩国を舞台に男女の情念を描いた最も代表的な小説
高い文学的評価を受けた

生きて行く私
1982年 / 毎日新聞連載
ベストセラー
波乱万丈な自らの生涯を語った自叙伝
晩年の彼女の人生哲学が多く詰まっている

ファッション・デザイン
文学の枠にとどまらず、新しい女性像と美意識の追求から生まれた、雑誌編集や着物意匠の活動
ファッション誌『スタイル』
1936年創刊
昭和11年(1936年)に自らスタイル社を創設し、日本初の本格的なファッション誌として『スタイル』を創刊
洋装・和装を取り混ぜた斬新な提案で、新しい女性像と美意識を社会に提示し、戦後復刊時には驚異的な反響を呼ぶ




着物意匠・デザイン
生涯を通じた美の追求
着物のデザインにおいても卓越した感性を発揮
日本の伝統美を基盤としながら、しなやかさと芯の強さを兼ね備えた現代的で洗練された表現を創造
桜をモチーフとした意匠は、宇野千代の美学を象徴するものとして今も広く親しまれている



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